日本酒を、大きなタンクで造る前に、まずは小さなタンクでその準備をします🍶✨
質の良い日本酒を安定して造るには、日本酒の香り、味わい、アルコールなどに関与してくる「酵母(こうぼ)」が不可欠ですが、
その酵母を元気にしたり、数を増やしたり、米麹の酵素によって米のデンプンを糖分に分解させたりする工程です。
お酒の元になるものなので「酒母(しゅぼ)」や「酛(もと)」と呼びます😊
中沢酒造では、米麹、蒸米、酵母、乳酸、仕込み水を手順通りに混ぜ合わせます✨
そして「汲み掛け器(くみかけき)」という道具を使って、お世話していきます!
朝6時から蔵の仕事は始まります!こちらが酛場。大きな仕込みタンクとは別の場所に一室あります。
こちらが酒母に使用するタンク。大人の腰程度の大きさです。日本酒は完成させるまでに日にちがかかるので、並行して何個も仕込をします。そのため、タンクがたくさん必要です。急な温度変化にも負けない様に、むしろを巻いています。
蒸米も使用します。
仕込み水、蒸米、米麹、酵母、乳酸を混ぜます✨
こちらが汲み掛け器。筒には米粒より小さい穴が開いています。そのため、この筒の中に米こうじ由来の酵素が溶け込んだ水がたまります。その水を汲んで、酒母全体に掛けることで、全体的に、均一に蒸米を糖化させることができます☆
ここからついに!日本酒ならではの酒造りが始まります!どきどき・・・